まずは、ローリングストックとの違いと、リュック作りの大原則を伝えます。
「逃げる」ためのリュックは、重さに注意!
非常持出袋(リュック)の目的は、災害発生時に「最初の1〜2日間を安全に乗り切る」ことです。
心配になって水や食料を何日分も詰め込んでしまうと、重くて素早く避難できず、本末転倒になってしまいます。
「両手が空くリュックサック」を選び、重さは「背負って小走りができる程度(男性15kg、女性10kgが目安)」に抑えるのが、命を守る鉄則です。
【貴重品・情報】
[ ] 現金(公衆電話用の10円玉・100円玉を多めに)
[ ] 身分証明書のコピー(免許証・保険証など)
[ ] お薬手帳のコピー
[ ] 家族の連絡先メモ(スマホが使えない時に備えて)
【安全・避難グッズ】
[ ] 懐中電灯・ヘッドライト(両手が空くヘッドライトがおすすめ)
[ ] 携帯ラジオ(手回し充電・電池式)
[ ] モバイルバッテリーと充電ケーブル
[ ] ホイッスル(笛:がれきの下から助けを呼ぶため)
[ ] 軍手・革手袋(ガラスの破片などから手を守る)
【衛生・救急用品】
[ ] 携帯トイレ(最低でも家族人数×3回分程度)
[ ] 救急セット(絆創膏、消毒液、常備薬)
[ ] ウェットティッシュ・アルコール消毒液
[ ] マスク
[ ] 生理用品・簡易おむつ(用途に合わせて)
【食料・防寒・その他】
[ ] 飲料水(500mlペットボトル2〜3本:重くなりすぎないように)
[ ] 携帯食料(カロリーメイト、羊羹、ゼリー飲料などすぐ食べられるもの)
[ ] 防寒用アルミシート・携帯用カイロ
[ ] レジ袋・ゴミ袋(数枚:給水袋や雨具、トイレ代わりにもなる万能アイテム)
💡 防災士からのアドバイス
保管場所は「逃げる導線上」に
押し入れの奥ではなく、玄関、寝室の枕元、車のトランクなど、いざという時にサッと持ち出せる場所に置きましょう。
中身の点検は「年1〜2回」
「防災の日(9月1日)」や「大掃除の時期」など、ご家庭でルールを決めて、電池の液漏れや食品の期限をチェックしてください。
家族それぞれの「専用リュック」を
お父さんは重い水や工具、お母さんは衛生用品や子供の着替え、というように分散して持ち運ぶのがスマートです。